人形の平安大新(へいあんだいしん)は、すべてに妥協を許さない匠がこだわり抜いて創り上げた五月人形(鎧飾り・兜飾り)を、コストがかかりがちな流通経路を極力省くことでお求めいただきやすい価格でご提供しております。
「純国産仕上げ」の五月人形は「初節句のお祝い」はもちろん、「開業祝い」や「就任祝い」など、 贈答のお品として広く喜ばれております。
平安大新の鎧・兜飾りはケース付きの製品を除き、お櫃に収納することが出来ます。 機内に持ち込むことはできませんが、手荷物としてお預けいただけるサイズですので、「海外のお土産」としてもご好評いただいております。
平安大新の五月人形は、小学校高学年まで着用できる大きめのサイズの鎧兜や、置き場所に困らないコンパクトサイズの鎧兜と、お客様のご用途に合わせた商品を取り揃えております。
また、すべての商品には平安大新の作札をお付けしております。
強く、たくましく、健康に育って欲しいとお子様を思う気持ちを大切に考えて、 ひとつひとつ丁寧にお創りしておりますので、平安大新の五月人形をどうぞよろしくお願い申し上げます。
平安大新の鎧兜は、ひとつひとつを細部にまでこだわってお創りしております。
そもそも鎧や兜は武士が身を守るために身に付けた防具ですが、いつしか意匠や細工に装飾という意味だけでなく、
願いや加護を求める気持ちを篭めるようになり、戦で使う防具のほかに、神様に奉納するための鎧なども作られるようになりました。
兜や鎧は「防具」としてだけでなく、神仏に通じるものとしても発展してきた歴史があります。
平安大新の鎧兜も、伝統の技術の粋を凝らし、お子様の健やかな成長を願う五月人形に相応しい意匠や細工を随所に施しております。
そのこだわりをお伝えできればと各部の名称や技法・意匠の一部をご説明しておりますので、 「鎧兜の名称」ページ もご覧いただけると幸いでございます。
「端午の節句」は紀元前の中国で生まれ、菖蒲を飾って邪気を払おうとしたのが始まり。軒先に菖蒲を飾ったり菖蒲湯に浸かったりといった風習はその名残です。
日本では鎌倉時代ごろから「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また菖蒲の葉が剣を形を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになりました。
生まれて最初の「初節句」にあわせて鯉のぼり・五月人形などの五月飾りを揃え、飾り、菖蒲を飾ってちまきや柏餅を食べてお祝いするのが現在の一般的なスタイルです。
皆様が「端午の節句」と聞いてまず思い浮かぶのは「鯉のぼり」ではないでしょうか?
実は、鯉のぼりを飾るようになったのは江戸時代からで、それも最初は江戸の風習として広まったものでした。竜門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうと試みた中で鯉のみが登り切り竜になることができた、という中国の故事にちなんで鯉の滝登りは立身出世の象徴とされています。
ゆえに、端午の節句に鯉のぼりを立てるのは男の子の立身出世を願ってのことなのです。
立身出世を願う鯉のぼり=外飾りに対して、鎧飾りや兜飾りは内飾りと呼ばれています。
女の子のお雛様と同じように、男の子の健康を願って「戦で鎧兜が身を守るように代わりに災厄を受け止めてもらう」ために飾るものですので、地域によっても異なりますが、外飾りと内飾りの両方を飾るのが望ましいとされています。最近では住宅事情を反映して、小さな鯉のぼりをベランダなどに飾り、内飾りは平飾りを飾るお宅も多いようです。
大体お節句の10~20日前ぐらいから、遅くとも1週間前には飾っておきたいものです。
「お雛様を早くしまわないとお嫁に行くのが遅くなる!」などと言いますが、
そもそもは「お祭り気分は早く片付けましょう」といった教訓のようです。
五月人形にはそういったお話はありませんが、五月の中旬頃までに片付けるのが一般的です。
「五月人形の選び方」はこちらからどうぞ
五月人形をお選びになる時に「五月人形は誰が買うの?」とお悩みになると思います。
昔は家を継ぐ男子のお誕生祝いとして父方の家で用意をしましたが、現在では特に決まった伝統はありません。
ご祖父母がスポンサーとなっていらっしゃるお客様も多いですが、その場合に父方・母方どちらの家が贈るか「これが正しい」というものはありません。
最近では実際に五月人形を飾るのはお子様とそのご両親ですから、ご両親が気に入ったものをお買い求めになる場合が多いようです。
地域の伝統も含め、ご両家でよくご相談ください。
お電話でのご注文も承ります。
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