主役であるお姫様のお衣装には、とても可愛いピンク色の衣装でセット。お内裏さまと同じ桜の立体刺繍が袖口の袂に出るように裁断し、綺麗に着付けいたしました。

お姫様の着付けの製法としては、宮廷の正装束である「十二単衣」を取り入れた本格的な仕立てのお姫様です。袖口の襲の部分には淡いピンクと紅色の生地を採用、上着の衣装の色合との相性もとても綺麗にコーディネートされています。 お衣装の彩りを引き立たせる肩に付けた懸帯（けんたい）も、桜金彩模様を取り入れるなど、細部にも手抜きのない魅力的なお姫様です。優雅の作りにだれもが堪能していただけるでしょう。

三人官女の衣装には、赤の桜柄ちりめん衣装で着付けました。豪華衣装の親王様の存在感に負けじ、華やかな衣装の三人官女です。 長柄の銚子、中央に三宝、左に加えの銚子を持った三人官女がとても楽しげに、豪華な親王様を引き立てます。

お顔には桐塑（とうそ）を素材に形抜きし、胡粉塗りで仕上げた伝統的な製法で造られた「本頭」を採用。極め細かい艶やかなお顔で、お殿様の端整な凛々しい表情、お姫様の優しい笑みを浮かべた可愛いお顔に思わずほっと心が和みます。三人官女もお姫様に負けず美人揃い、楽しいお雛祭りを演出しています。

雪洞には明かりが灯るコードレス式のものを採用しました。わずらわしいコード不要のLED式の最新式です。桜柄の丸い形をした火屋からぼんやりと灯る明かりが、末永くお子様の未来を明るく照らしてくれる事でしょう。

前飾りには駿河雛道具を採用しました。本場伝統工芸駿河蒔絵を施した木製の前飾りは、漆で黒く塗られた木製のお道具に、本金を散りばめながら柄を描き込んでいくとても根気の要る仕事をしています。その一つ一つが職人の手作業で仕上げた至高の逸品です。

両脇を飾るお花は白木井垣の桜橘を揃えました。小さくたくさんの実をつけた橘やうすピンクのかわいらしい桜はとてもかわいいと人気のお花です。

コンパクト設計で造られた三段飾りながら、実際飾った時の迫力は見た目以上に大きく立派に感じられます。収納箱や屏風の絵柄に使われた桜の刺繍蒔絵もとても可愛らしく、お道具やお花、雪洞などどれも充実した商品揃えです。

収納時はお人形は勿論、屏風や雪洞など付属品が全て「一つの箱」の中に収納が出来、飾る時には箪笥の引き出しを引っ張りだす要領で簡単に豪華な「三段式収納飾り」にと、お客様からのニーズの高い「お手軽兼豪華さ」を実現したおすすめの逸品です。

収納時サイズ[cm]　間口70×奥行き43×高さ45

＜＜手工芸品ならではのお願い＞＞
※商品は全て一つ一つ職人が手造りで製作しています。職人が心を込めて手で作られている手工芸品のため、お届けする商品には一部掲載画像と、色合いや柄の出方に違いがある場合がございます。また製作時期によりましては、同様に多少の違いがございます。

※ケース商品の場合、ガラスやアクリルなどを使用して製作しています。万一の場合危険ですので、小さなお子様が触れない様十分ご注意下さい。

※この製品の木製部分は、手造りによる仕上げとなっております。大量生産品のような均一な出来とは違い、一品一品にスレやへこみ、部材による多少の反りや木目が出る場合があります。天然素材であることをご理解の上、ご検討下さいませ。

※品質向上の為、予告無く細部の仕様が画像と異なる場合があります。またディスプレイの種類によりまして、商品画像の写り具合や色合いが若干実物と異なる場合がございます。